仙台青葉まつりを楽しむコツ!持ち物や下準備・グルメや注意事項も

仙台青葉まつり 旅行情報
仙台青葉まつり公式サイトより写真引用

5月は東北も新緑にあふれ、訪れるのに気持ちの良い季節ですね。今回は5月の下旬に行われる「仙台青葉まつり」をご紹介したいと思います。見てヨシ、食べてヨシ、参加してヨシのお祭りです。

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仙台青葉まつりって?

その名の通り、仙台で開かれるお祭りです。仙台七夕祭り、SENDAI光のページェントと並んで、仙台三大祭りの一つに挙げられます。

祭りの期間中は、すずめ踊り武者行列山鉾巡行(やまほこじゅんこう)など目玉イベントが目白押し!!屋台では仙台だけではなく宮城、東北地方中から集まったグルメを堪能!

戦国時代をテーマにした催しもあり、仙台藩祖伊達政宗公が活躍した時代にタイムスリップしたかのように感じることも出来ます。

仙台青葉まつりの歴史

青葉まつりの歴史を紐解いてみると、その起源は1655年に始まった仙台祭にあります。

9月に行われていたこのお祭りが明治に入って伊達政宗の命日である5月24日に執り行われるようになって、青葉まつりと名前も変わったとのことです。

5月の杜の都・仙台では新緑も美しく、お祭りに訪れた人の目を楽しませてくれますが、青葉の頃に行われるから「青葉まつり」になったのではなく、仙台市青葉区にある青葉神社が由来だそうです。

実は青葉まつりは、昭和40年代後半に一旦途絶えてしまったそうです。理由は、今の時代でもネックになる交通整理などの難しさだったとか・・・。それでも、政宗公没後350年を迎えた昭和60年に市民の手で復活したそうです。

仙台青葉まつりの日程と場所

毎年5月の第3土日に行われます。2017年は5月20日・21日。政宗公生誕450年にあたる年です。

時間はイベントによって違うので要確認です!場所は仙台市内。勾当台公園(こうとうだいこうえん)・市民広場とその周辺の通りがメイン会場になります。

仙台青葉まつりのメインイベント・内容

土曜日のイベント

土曜日は宵まつりと呼ばれ、この日の昼のメインイベントは「すずめ踊り」です。

すずめ踊りとはその名の通り、すずめのように軽やかに可愛らしく飛び跳ねて舞う踊りです。多くのグループが参加し、それぞれ伝統を踏まえながらも、アレンジされた音楽・衣装・踊りを楽しむことができます。

仙台青葉まつりすずめ踊り

青葉まつり公式サイトより引用「すずめ踊り」

街では香盤表(スケジュール表)が配られていて、各グループがいつ、どのコースで踊るかの予定を見ることが出来ます。スケジュール表は、お祭りが近くなると公式サイトで確認が出来るので、事前に手に入れておいて計画をたてておくのもいいかも知れませんね。

宵まつりの夜のメインイベントは「復興祈願山鉾」です。東日本大震災の復興の願いを込めて2012年にスタートしたこの山鉾巡行は、提灯を灯した山鉾がシャボン玉を飛ばしながら巡ります。仙台の街を提灯の炎とシャボン玉が幻想的に彩ります。

青葉まつり復興祈願山鉾

青葉まつり公式サイトより引用「復興祈願山鉾」

日曜日のイベント

日曜日は本まつりで、この日はイベントが盛りだくさん!!伊達時代行列に始まり、神輿渡御(みこしとぎょ)、そして11基の山鉾巡行(やまほこじゅんこう)と続きます。

そして前日に引き続き、すずめ踊りが舞われます。日曜は大流しと呼ばれ、2000人もの舞手が集結し、圧巻の踊りを見せます。

見どころはなんと言っても、時代行列ではないでしょうか?伊達家18代の当主を先頭に、総勢4000人からなる行列は見応えバッチリ。

オススメは、最後を歩く伊達古式火縄銃鉄砲隊が見せる火縄銃の演舞です。これは定禅寺通り(じょうぜんじどおり)と国分寺通りの交差点付近で見られます。

青葉まつり火縄銃の演舞

青葉まつり公式サイトより引用「火縄銃の演舞」

仙台青葉まつりオススメの見学スポット

この仙台青葉まつり、かなり混雑します。2016年の人出は100万人とも!!すずめ踊りや時代行列、山鉾巡行を見るなら場所取りは欠かせませんね。オススメの場所取りスポットは・・・

まずはすずめ踊り。これはまだ踊り始めでみんな元気なスタート直後がオススメです。スケジュール表でコースを確認して、スタート付近での場所取りを!

同じく時代行列もスタート直後がオススメです。馬に乗った伊達縁当主達が登場する行列なので後半は隊列が崩れちゃったり、間延びしちゃったりするかも・・・これもコースを確認してスタート付近のポジションを確保するのがオススメです。

山鉾巡行では東二番丁通りは道幅が広く、混雑しやすいので避けた方がいいそうです。

仙台青葉まつりの楽しみはグルメも!

青葉まつり開催中の2日間を通して開かれるのが「杜の市」です。市民広場、勾当台公園(こうとうだいこうえん)、一番町通りを中心に多くの屋台が並びます。

屋台の食べ物って本当に魅力的ですよね。単なる焼きそばでさえもあのソースの焦げる匂いがしたら一気にごちそうに!!屋台ってだけでも魅力的なのに、この青葉まつりの屋台は、そんじょそこらの屋台ではありません。

仙台を治めていた伊達政宗公は実はグルメとしても有名。そんなことからこの杜の市には仙台だけでなく宮城、東北地方のうまいもんが集まります。

仙台と言えば牛タンは外せないですし、牡蠣にも惹かれますよね。ずんだかき氷久慈まめぶ汁なんてご当地料理も。胃袋がいくつあっても足りませんね!

江戸時代にタイムスリップできる催し

政宗公がいた頃の街並みを再現した「伊達縁(だてえん)」が勾当台公園で開かれます。ここでは伝統工芸の職人を招き、その匠の技を披露。さらに体験も出来ます。

青葉寄席ではお笑い落語が楽しめますし、射的お化け屋敷などの遊戯場も。

時間は不定期ながらも戦国時代の殺陣演舞もあるのでタイミング良く見られたらラッキーかも♪

オススメはコスプレ!ここでは、戦国時代の鎧かぶとやお姫様の衣装を着ることも出来ます。

青葉まつり殺陣演舞

青葉まつり公式サイトより引用「殺陣演舞」

準備しておくと便利な持ち物

すずめ踊りや時代行列、山鉾巡行を沿道で見るなら敷物があるといいですよね。やっぱり地べたに直接座るのは抵抗あるけど、荷物を増やしたくない・・・なんて方は雑誌や新聞を持っていかれてはいかがですか??使ったら、ゴミ箱にポイッ!で帰りの荷物は減りますよ。

あとは、雨具。ここ5年は晴天に恵まれているようですが、結構雨が多い時期だそうです。それに、伊達政宗公にまつわるイベントでは雨が多いなんて言い伝えもあるらしいので、お守りとして雨具を持っていると安心ですね。

飛び入り参加OK!同じアホなら踊らにゃ損!

冒頭に参加してヨシのお祭りと書きましたが、一体どういうことかというと、このお祭りは飛び入り参加が出来るんです。土曜に行われる宵まつりでのみですが、誰でもすずめ踊りを習って踊ることが出来ます。

興味のある方は、市民広場入口横にあるつなぎ横丁に!そこで申し込むと踊りのレッスンを受けて、ステージで踊れるそうです。

インターネット上で踊りが公開されているので予習していってもいいかも知れませんね。大体1時間前に集合してレッスン。舞台演舞は5分くらいだそうなので時間に余裕のある方はぜひ!!


1日で仙台の伝統・歴史・グルメを満喫できちゃう仙台青葉まつり!!内容盛りだくさんのお祭りを十二分に楽しんで来てください♪

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