2017年5月19日(金)から2泊3日の飛鳥Ⅱ「ウィークエンド仙台青葉クルーズ」に乗船してきました。
私達夫婦は昨年のクリスマスクルーズに続いて2回目の飛鳥Ⅱ乗船、今回は義父のお誕生日を洋上でお祝いする目的で、夫の両親を誘っての船旅でした。
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事前にオプショナルツアーを申し込む
4名で参加するにあたり、もちろん株主優待券をフル活用しました。日本郵船が10%割引、郵船ロジスティクスが5%割引、そして私達夫婦2名分は郵船トラベルリピーター3%割引が適用になって、合計で95,040円お得に乗れましたよ。
飛鳥Ⅱの割引については、こちらの記事をどうぞ!
ガッツリ割引を効かせたチケな客ですが、なぜかお部屋が無料でアップグレードされました。と言ってもEバルコニーがDバルコニーになって、双方の違いが全く分からないです。でも、割引使い倒しても船会社から嫌われてはいないようで一安心?
さて、乗船日の1か月ほど前に、①クルーズガイドブック、②日程表、③寄港地での楽しみ方ご案内、という3冊の小冊子が届きました。①はすべてのクルーズ共通で配布される飛鳥Ⅱの基本事項の案内、②今回の青葉クルーズの日程表、③は仙台でのオプショナルツアーの案内です。
オプショナルツアーはあらかじめ申し込んでおく必要があります。もし定員以上の申し込みがあった場合、ぱしふぃっくびいなすでは先着順でしたが、飛鳥は先着順ではなく抽選という事でした。ちなみにオプショナルツアーは株主優待の対象にはなりません。
また、これと一緒に宅急便の送り状や荷札なども同封されていました。荷物を飛鳥へ送る場合は、乗船の4日前までには発送する必要があります。しかし私達は車で横浜港へ向かう予定だったので、荷物は送らず。
横浜港の駐車場は、クルーズ客船利用者に対して1000円/1日の割引があるので、私たちの場合は4名で公共交通機関を使うよりだんぜんお得なのです。
乗船券は1週間ほど前に届き、ようやく部屋番号やディナーの時間が1回目なのか2回目なのかがわかりました。
いよいよ飛鳥Ⅱへ乗り込む
ついにその日がやってきました。夫の両親の日頃の行いが良いのか、大変に良いお天気に恵まれました。私達夫婦ふたりだけだといつも曇天なので、ちょっと複雑な気分。
飛鳥Ⅱでは、その日の体調を申告しなければなりません。伝染性の病気が疑われる人は、乗船したらまず船医の診察を受けます。
飛行機の搭乗口のような通路を抜けて、船内に一歩足を踏み入れると、飛鳥の象徴でもあるアスカプラザというアトリウムが出迎えくれます。あ、当然クルーの皆様も出迎えてくれ、荷物を運んでくれ部屋へ案内してくれます。

飛鳥Ⅱの象徴アスカプラザ
乗船したらすぐに部屋へ案内してくれましたが、お部屋の話はまた後でしますね。
このクルーズのポイントは、通常の2泊3日クルーズよりも乗船時間が早く、下船時間が遅いというところです。乗船が14時15分でしたので、アフタヌーンティの時間に間に合います。部屋に荷物を置いたら、座る間もなく両親を誘って11階のビスタラウンジへ急行!
2日目の午後は寄港地のオプショナルツアーに出かけてしまうので、いまアフタヌーンティを楽しまないと!と必死にアイスクリームを食べました。
名物のアスカバーガーも勧められたけど、それ食べちゃうと豪華ディナーに差し支えちゃうからなあと、残念ながら断りました。結局このクルーズ中にアスカバーガーにはあり付けず(だってお腹空く暇がないんだもん)。
でもなんとかアフタヌーンティを制覇。2泊3日程度の短いクルーズでは、頑張らないとアフタヌーンティを楽しむチャンスがないのです。
避難訓練そしてセイルアウェイ
さて、15時15分からは避難訓練です。非常にしっかりとした内容で、時間をかけて訓練を行いました。
決められた救命ボードの下へ集合して全員点呼です。ひとつのボートに130名ほど乗れるらしいです。もしもの時は、このメンバーで助け合って行かなければと思うと、ついつい顔をよく見てしまいます。
訓練が済むと、お待ちかねのセイルアウェイ。出航のドラが鳴り、シャンパンが配られます。陽気な生演奏も聞こえてきて、それらしくなってきました。
2泊3日では紙テープはないかな?と思っていたら、ちゃんと紙テープが配られ、豪華客船の出航らしいところも、両親に楽しんでもらえてよかった!

飛鳥Ⅱセイルアウェイ
陽気な音楽にクルーが踊りだすと、飛鳥の常連さんと思われる乗客たちも踊りだします。私はいまいち乗れずに、手拍子程度でごめんなさい。でもこれからの船旅を思えば、ワクワクせざるを得ません。

飛鳥Ⅱプロムナードデッキ
このクルーズは早めの出航なので、まだまだ明るいうちにベイブリッジをくぐります。ほんとうに良い天気でよかったー!ああ、日に焼けるぅ。

飛鳥Ⅱでベイブリッジをくぐる
飛鳥ⅡDバルコニールーム
さてセイルアウェイとベイブリッジ通過で盛り上がったあとは、いったんお部屋へ戻りまーす。
夫の両親をクルーズに誘ったとき、義父が「飛鳥に乗るなんて最初で最後だな」なんて言うので、今回は奮発してバルコニールームにしたのです。義父がバルコニーですれ違う船にはしゃいでいるのを見て、バルコニーしてよかったなーと思いました。
船会社の都合でEバルコニーからDバルコニーへグレードアップされたものの、部屋の広さは一緒だし設備も一緒。EとDの違いがわからない~。多分8デッキ(8階)が9デッキ(9階)になっただけです。9デッキになって良かった事は、乗船のタイミングが先になるというだけではないかしら。

飛鳥ⅡDバルコニールーム
5月のクルーズは暑くもなく寒くもなく、バルコニーの恩恵を最大に受けられます。バルコニーから出航前の港の様子を眺めるのも、なかなか気分が良かったですよ。

飛鳥Ⅱバルコニー
いま飛鳥はどの辺にいるのか?をテレビで見ることができます。これはどのクルーズ船でも、どの部屋でもこんな感じです。飛鳥のすぐ近くに、「ぱしふぃっくびいなす」と太平洋フェリーの「きそ」がいるのがわかります。

飛鳥Ⅱの位置情報チャンネル
バルコニールームのお風呂。飛鳥は全室バスタブ付なのが嬉しい!一度は大浴場に行ってみるものの、その混雑ぶりに辟易して2日めから客室のバスタブを使う人が多いのではないでしょうか?
言い換えると、クルーズ初日の夜は大浴場が一番混む日であります。大浴場を利用したい人は、初日は外したほうがよいかも。

飛鳥ⅡDバルコニーのバスルーム
バルコニールームのアメニティ。まずまずの使い心地でした。スイートルームは、ロクシタンのシャンプーリンスですよ。そんなところに差をつけられています。。。

飛鳥ⅡDバルコニーのアメニティ
豪華客船と言えば、プール!5月じゃプールは寒いかなと思って水着は持っていきませんでしたが、このクルーズはとても暑い日で、若い人たちが水遊びしていました。豪華客船っぽーい。

飛鳥Ⅱプール
クルーズでは、風の強いデッキでも飛ばされない、あご紐つきの帽子がおすすめです。
飛鳥Ⅱのサンセットディナー
ディナーは、運良く1回目の17:30からの時間帯が当たりました。
1回目を希望する人が多い場合、あくまで抽選という事になっていますが、私が思うに「お子様」「高齢者」を含むグループが優先されているように思います。今回は夫の両親と一緒だったおかげかな。多分、私達夫婦ふたりだったら、1回目を希望しても2回目になってしまったでしょうね。
1回目のディナーは、ちょうど日の入り時間にかかります。ディナーの最初は西日がきつくてカーテンが降りていますが、夕日が美しくなってきたタイミングを見計らって、クルーがカーテンをオープン。食事中の乗客から「おおー!」と歓声が上がります。こういった細かな配慮に、飛鳥Ⅱの一流のホスピタリティを感じました。
しかもこの日、美しい夕日が落ちた場所は海ではなく富士山。夕焼け好きの義父がとても喜んでいて、飛鳥クルーズに誘ってよかったと思いました。

飛鳥Ⅱのディナーでサンセット
このあと、飛鳥Ⅱ自慢のエンターテイナーによるプロダクションショーを見て、船内を一通り見物し、両親は早めに就寝しました。
私達夫婦はと言うと、早めの夕食で小腹がすいてきて、夜食会場でうどんとスイーツを頂きました。
2日目の朝食、そして仙台入港
そして翌朝。朝食は和定食を選びました。朝食は時間制ではなく、7時から9時の間に和食あるいは洋食会場へ行けばオッケーです。

飛鳥Ⅱダイニングルーム「フォーシーズン」
豪華な朝食で食べきれない!おかゆか普通のご飯が選べます。

飛鳥Ⅱ朝食の和定食
朝食には洋食ビュッフェもあります。その場合はこちらのリドガーデンとりドカフェにて。

飛鳥Ⅱリドガーデン
寄港地のオプショナルツアー
今回の寄港地、仙台ではちょうど青葉祭りが盛大に行われており、港での歓迎行事はナシです。オプショナルツアーには、以下のコースが設定されておりました。
①遊覧船から愉しむ日本三景 松島 約2時間15分 大人1名5,800円
②日本三景 松島遊覧と瑞巌寺 約3時間45分 大人1名7,800円
③伊達政宗ゆかりの地 仙台博物館と瑞鳳殿 約4時間 大人1名5,800円
④仙台・青葉まつり 往復連絡バス 約4時間30分 大人1名4,500円
私たちは両親に合わせて唯一の「らくらくコース」である「①遊覧船から松島」へ。遊覧船の名前はなんと「ニューあすか」。おっきい飛鳥からちっちゃいあすかへ乗り換えでーす。

飛鳥Ⅱからニューあすかに乗り換え

遊覧船から仙台松島を臨む
セルフランドリーの様子

飛鳥Ⅱセルフランドリー
2泊3日でもセルフランドリーでお洗濯しました。だってタダなんだもん。翌日からまた仕事なので、帰って洗濯に追われるのもイヤでしょ。

飛鳥Ⅱランドリーの洗剤
洗剤もタダです。ってゆうか、このエコな感じの洗剤しか使っちゃいけません。なぜなら洗濯排水は海に垂れ流しだから~(汗)。ほんとうです。飛鳥Ⅱのクルーの裏話トークイベントで言ってましたから。
船内でバースデーをお祝い
2日目は夫の父のお誕生日でした!ディナーでクルーの皆様に生演奏でお祝いして頂きました!これはあらかじめ旅行会社に伝えておいたので、無料のケーキもサービスして頂きました。
新婚旅行だったり、結婚記念日もお祝いしてもらえます。ケーキは追加料金なしですけど、追加料金を払うともっといいものをサービスしてくれるみたい。記念日クルーズ、おすすめです。

飛鳥Ⅱバースデイケーキ
このあと、家族4人で記念撮影もしてもらいました。
ザ・ビストロでティータイム

飛鳥Ⅱザ・ビストロでティータイム
3日目の最終日午前中は、それぞれ個人行動です。
お義母さまはお土産購入に大忙し。お義父さまと夫は、カメラ片手にデッキをウロチョロしていた模様。私はザ・ビストロというカフェで一人ハーブティーとスコーンをいただいておりました。
飛鳥に乗船して、初めて落ち着いた時間を過ごした気がします。。。
実は昨年のクリスマスクルーズで飛鳥に1泊したときに、カフェに空席がなく、お茶も頂けなかったのがいまだに悔しくって。ワンナイトクルーズは忙しいし、タイミング悪いと満足なサービスは受けられません。正直、おすすめできない。。。

飛鳥Ⅱの軌跡
しかし2泊3日しても、人気のアスカバーガーを頂くことはできませんでした。プールも入っていないし、グリルコーナーも見てないし、イベントにも参加していない。飛鳥の全部を味わい尽くすには、長期クルーズじゃないと無理ですね。お義父さんとお義母さんが、また行きたいって言ってくれるといいなあ。
豪華クルーズは、1泊より2泊、2泊より3泊をおすすめいたします。

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