せとうちクルーズ「ガンツウ」は超豪華なラグジュアリー客船!

Gantu クルーズあれこれ
せとうとクルーズ「ガンツウ」公式ブログより引用

2017年10月17日(火)に就航する、せとうちクルーズの新しい客船「ガンツウ」。これまで、詳しい情報がありませんでしたが、4月11日(火)より予約発売開始、ついに詳細が明らかになりました!「ガンツウ」公式ブログも久々に更新されましたよ。

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屋形船のような屋根がついた外観

写真を見ますと、さんかく屋根がついた屋形船のような外観。船体が銀色というのも、高級感とは程遠い気がします。。。うーん、明らかにカッコよくない・・・(あっ、すみません)。

でっ、でもまあ、日本家屋が並ぶ瀬戸内沿岸の景観に合わせたとおっしゃっていますから、実際に瀬戸内海に浮かんでいるのを見れば、好きになるかもしれませんね。

船の大きさは、全長81.2メートル、幅13.75メートルで、3200トンです。3200トンってどれくらい?まったくピンときませんが、飛鳥Ⅱが50142トン、横浜港のレストラン船「ロイヤルウイング」が2876トンですから、レストラン船の規模ということですね。

常石グループ公式動画として、ガンツウの進水式の様子が公開されていました。陸上にある船を海に移す作業の部分が多く、セレモニーの様子は少ないのですが、なかなか興味深い映像ですよ。

ターゲットは富裕層

見た目がカッコ良くないなどと図々しいことを書きましたが、「ガンツウ」からしてみると、私なんてお呼びじゃないようです。

というのも、客室はたったの19室(乗客数38人)、それに比べて乗組員数は46人、つまり乗組員に1人に対して乗客0.8人。これは驚きです。

乗組員1人あたりの乗客数が少なければ少ないほど、きめ細やかなサービスが受けられるとして、格付けの目安にされているわけですが、ラグジュアリーとランク付けされるクルーズ船でさえ、乗組員に1人に対して乗客1.4人ですからね。

「ガンツウ」はクルーズ船とはまったく別のジャンルの船と思ったほうがいいですね。

1泊あたりの金額を聞いて、さらに驚きました。なななんと、1泊一人あたり20万円~ですって!飛鳥Ⅱが1泊4万円~、世界で最も有名な豪華客船クイーンエリザベスでも1泊6万円~なので、どれだけラグジュアリーなん?って話です。

そもそも予約からして、帝国ホテル内に2017年4月11日にオープンした「ガンツウギャラリー」で受け付けるのだそうで、帝国ホテルを定宿にするようなお客様をターゲットにしているのですね。

ガンツウギャラリーの電話番号は 03-6823-6055 (受付9時~20時)です。

ライバルはクルーズトレイン「ななつ星」

飛鳥Ⅱなど足元にも及ばぬ強気な価格設定は、JR九州のクルーズトレイン「ななつ星」のツアー価格帯を意識しているようです。

「ななつ星in九州」プレミアム5日間 2017年4月12日(水)~16日(日)が、おひとり様 660,000円~850,000円 で、1泊あたり165,000円~となります。

実際、「ガンツウ」の進水式の記者会見で、せとうちクリエイティブ&トラベルの白井良邦社長が「電車などでは富裕層向けの高級な列車があるが、これまで船のサービスは前例がない」と発言していることからも、「ななつ星」に乗るお客様がターゲットと思って間違いありません。

「せとうちに浮かぶ、小さな宿」がコンセプトと聞いていましたが、だいぶイメージ違いませんか?「せとうちに浮かぶ、小さな超豪華宿」じゃないですか!一般会社員の私達には、手が届かない存在のようです。

果たして、「ななつ星」のように、『いつかは「ガンツウ」に乗ってみたい・・・』と憧れの存在になるのでしょうか?動向を見守りたいと思います。

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