豪華客船だけでなく、どんな種類の船にも興味を示す我が夫の希望で、館山海中観光船に乗ってきました。
海中観光船はいわゆるグラスボートと呼ばれているものです。私達はダイビングのライセンスを持っていて、特に夫は潜った回数はすごく多いです。だから、船底のガラス窓から海の中を眺めるだけで楽しいのか不思議だったのですが、単にグラスボートに乗ってみたかったんですって。
館山夕日桟橋は見る価値あり
海中観光船に乗る当日は土曜日でまずまずの天気、現地へ行ってみると海に伸びた大きな桟橋がとても目立ちます。館山夕日桟橋といって、日本一長いんですって。
手前の砂利の広場は市営の無料駐車場で、ここに車を停めて船に乗ります。駐車場の敷地内道路側に小さなプレハブ小屋があって、そこで海中観光船の乗船券が買えるのが、一目でわかりました。
土日の運行ダイヤは朝9:00から50分毎に8便あります。
お値段お一人様2,570円のところ、JAF割引で2,300円でした。事前予約でもっと大幅割引になるようですので、館山海中観光船のホームページでご確認ください。
「渚の駅たてやま」は見どころたくさん
私達は11:10の便に乗る事にし、30分程度を隣の施設「渚の駅たてやま」で過ごしました。行ってみると、平成24年オープンのまだ新しい施設。名誉館長はあの「さかなクン」だそうで、彼の素晴らしい魚のイラストの数々が展示されていました。
「渚の駅たてやま」は博物館、展望デッキ、レストラン、マーケット、それからちょっとした水族館のような施設もあって、30分ではとても足りません。
博物館ゾーンには、寄港した船の記念プレートや写真が飾られていて、なんと飛鳥Ⅱもぱしふぃっくびいなすもにっぽん丸も、ここに寄港したのだそう!あの日本一長い夕日桟橋に大きな船体を寄せるにっぽん丸の写真を見て、なるほどこうやって使うのかあ~と感心しました。
そうこうしている間に、乗船時間が近付いたので桟橋へ行ってみると、多くの釣り人やワンコの散歩の人や自転車で賑わっていました。桟橋上がですよ?この大きな桟橋は地元の人の憩いの場所なんですね。
海中観光船の様子
さて、本題の海中観光船です。時間通り前の便が発着所に戻ってくると、降りてきたお客さんは3人でした。対して、私達の便は15人ほど乗ったでしょうか。ちょっと狭く感じました。出来れば朝早い便がいいかも知れませんね。
魚が見られるビュースポットへ移動して船のエンジンを停めるまでは、海底の様子は見られないとかで、片道20分ほどはデッキの椅子に座りクルージング。沖ノ島沿いに進むので、造船所や自衛隊や海で遊ぶ人々を見ていると、飽きることなくビュースポットに到着しました。船底に降りて海底見物のスタートです。

足元に窓がついている船底ルーム
館山にはサメの集まるダイビングスポットがあると聞いていましたが、さすがにここは浅すぎるのか、サメはいません。観光船のスタッフが餌の袋を垂らして、それに群がる小さめのお魚が見れました。沖ノ島にかなり近い場所なのに、こんなに魚がいるとはビックリです。海岸からシュノーケリングでいいんじゃない?と思ったけど、観光船なら濡れずにラクチン。約10分程度の海中観察でした。

海中観光船で見えた魚たち
帰りもまた20分ほどデッキに出て椅子に座り移動。うーん…、「渚の駅たてやま」と夕日桟橋込みでの海中観光船とご理解下さい。
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