2016年5月4日(水・祝)~5月8日(日)、「ぱしふぃっくびいなす」の小笠原クルーズで、私達夫婦は豪華客船と呼ばれているものに人生で初めて乗りました!これから乗船したいと思っている方のために、詳しくレポートします。
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クルーズ情報入手はパンフレットと説明会
最初は、豪華クルーズに行ってみたいな・・・と思って、旅行代理店の店頭でパンフレットをもらいました。大手の旅行代理店なら、クルーズ各社のパンフレットが手に入ります。もちろん、ネットからも手に入れることが出来ます。
日本船(飛鳥Ⅱ、にっぽん丸、ぱしふぃっくびいなす)の場合、だいたい4~5月頃と10~11月頃に新しいパンフレットが発行されます。パンフレットの発行に先駆けて、公式サイトで日程と航路が発表されます。
飛鳥Ⅱホームページ
にっぽん丸ホームページ
ぱしふぃっくびいなすホームページ
ダイヤモンド・プリンセスホームページ
2016年9月現在、公式サイトでは予約に関して電話番号か問い合わせフォームが用意されているものの、旅行会社のオンライン予約のようなものはありません。
やはり旅行代理店を通して申し込んだほうが、なにかと親切にいろいろ教えてもらえて便利です。ですが、もっともお得な料金で乗る方法は、こちらの記事をご覧ください→ 【最安値】飛鳥Ⅱ、にっぽん丸、ぱしふぃっくびいなすに割引で乗る方法
JTB、クルーズプラネット、近畿日本ツーリスト、クラブツーリズムなどの各大手代理店では、いろいろなクルーズ説明会をセッティングしていますので、迷っているかたは説明会に参加するのが良いですね。ただし説明会がたくさんあるのは都会だけなので、地方に住む私達は、クルーズ・コンシェルジュのいる最寄りのJTBに、まずは説明を聞きたいと言って来店予約をしました。
クルーズを申し込む前に、船内見学をしてみたい方は、こちらの記事をごらんください。→ 豪華客船 船内見学会一覧
初めてのクルーズ船、対象は4つ
2016年9月現在、豪華客船と呼ばれている船で日本船籍なのは、「飛鳥Ⅱ」「にっぽん丸」「ぱしふぃっくびいなす」の3つになります。
加えて、日本発着ツアーがたくさんある米国企業所有でイギリス船籍の「ダイヤモンド・プリンセス」は日本人スタッフが多く、日本語アナウンスや日本語メニュー、日本式の大浴場があります。
言葉の面で心配があるクルーズ初心者の私達は、これら4船の中から選ぶことにしました。これら4船は何がどう違うのでしょう?
2017年4月追記:日本発着クルーズがたくさんある外国船は、ほかに「コスタ・ネオロマンチカ」「スーパースターヴァーゴ」があります。コスタとヴァーゴはカジュアル船の位置づけで、日本船やプリンセスよりお値段はお手頃です。しかも、日本人客へのサービス(日本語メニューや日本語スタッフの導入)も積極的に行っています。
外国船が日本船と違う点
まず、米国の「ダイヤモンド・プリンセス」を含む外国船は、日本の3船とはいろいろな点で違いがあります。
まず、乗船にはパスポートが必要です。外国船の中は外国扱いになりますので、乗下船時にパスポートが必要なだけでなく、手荷物検査などもあります。
次にクルーズ日数です。どのツアーでも必ず外国への寄港が含まれているので、最も短いクルーズでも6日間くらいを要します。カボタージュ規制により、外国船は日本国内だけでクルーズを完結できないと決まっているからです。
カボタージュ規制については、こちらの記事をご覧ください→ カボタージュ規制
さらに、外国船はシャワートイレが全室完備ではありません。日本船なら、一番安い客室でもシャワートイレですが、外国船は高い客室のみです。
しかし、私達にとって最も魅力的な違いは、外国船はお値段がリーズナブルな点です。大きさも旅客定員も乗組員も、日本船の3倍以上の規模のため、設備やイベントの数が多くても、乗客数が多い分コストが下がるようです。日本人以外の乗客も多く、船内の雰囲気は外国のようなのだとか。
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ダイヤモンドプリンセスの口コミ評判
コスタクルーズの口コミ評判
スーパースターヴァーゴの特徴
日本船3つの違いは?
対して、日本の3船はいずれもこじんまりとしていて、JTBのコンシェルジュさんが言うには、値段も内容も同程度だそうな。私もネットでそういう記事を見たことあります。世界中のクルーズ船全部と相対的に見れば、日本船はどれも似ているのかもしれません。
でも!私がパンフレットを見比べた感じでは、ツアー代が高い順に飛鳥Ⅱが1番、にっぽん丸が2番、ぱしふぃっくびいなすが3番かと思います。BS朝日の「世界の船旅」(毎週土曜午前9:30~10:00)という番組では、飛鳥Ⅱは「ラグジュアリーシップ」、ぱしふぃっくびいなすは「カジュアルシップ」と呼ばれていました。
イベント内容の豪華さを見ると、飛鳥Ⅱ→にっぽん丸→びいなすの順に見えます。全体的なイメージとしても、飛鳥Ⅱは一番有名な船(ハイブランド)、にっぽん丸は美食の船、びいなすは気軽な船、といった感じです。
そうしますと、いずれ全部に乗ってみたい私としては、一番身近なぱしふぃっくびいなすから順に乗ってゆきたいわけです。
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飛鳥Ⅱ乗船レビュー!船内や客室の写真
気になるドレスコードは?
初めて豪華客船に乗るときは、何を着たらいいのかとても気になりますよね。
「ドレスコード」が「フォーマル」のとき、タキシードとドレスでおとぎの国の舞踏会みたいなものを想像しますが、どちらかと言えばそのイメージは外国船のもので、日本船の場合はそこまで頑張らなくてもいいようです。
そもそも、すべてのツアーで「ドレスコード」が「フォーマル」なのかというと、まったくそんなことはありません。ファミリーが多く参加しそうなクルーズや、毎日どこかへ寄港するクルーズでは、全日程通してカジュアルの場合も多いです。
ぱしふぃっくびいなすの場合は、パンフレットに予め日程ごとのドレスコードが記載されていました。
また、最近はフォーマルを指定するクルーズがどんどん減っているのだそうです。飛鳥Ⅱでも、フォーマルナイトは年に2~3回なのだと聞きました。
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初めての豪華客船にぱしふぃっくびいなすを選んだ理由
最終的に、ぱしふぃっくびいなすを選んだ理由はズバリ、日程的に一番都合が良かったからです。
夫婦ともにカレンダー通りに働く私達は、いつでもどれだけでも好きな所に行けるわけではありません。1~2日有給を取るだけで済み、かつ発着地が無理のない所というと、ほとんど選択肢がないのです。金額的に身近になった豪華クルーズと言われていますが、一般的なサラリーマンにはまだまだハードルが残っています。
8月のお盆の連休期間中も都合が良かったのですが、8月の熊野の花火はどの客船でも人気のコースで、2月の時点で既に庶民レベルのお部屋は予約でいっぱいでした。安い部屋から埋まっていくようです。
発着地の近くに住んでいる方でしたら、週末1泊ツアーという選択肢もあると思います。しかし地方在住の私たちは、わざわざ乗船地まで行って、たった1泊だけというのも交通費が勿体無いなさ過ぎて、ゴールデンウィークの東京発の小笠原ツアーしか選べませんでした。
でも希望していたぱしふぃっくびいなすで、行ってみたかった小笠原で丁度良かったです!私たちは2016年5月4日(水・祝)~5月8日(日)のツアー(ドレスコードは全日程でカジュアル指定)に申し込みました。
乗船記②初めての豪華客船の予約から出発前まで の記事へつづく
ぱしふぃっくびいなす乗船記2016年5月小笠原まとめ もどうぞ!
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