乗船記⑤豪華客船の一般的な客室と設備、お風呂とランドリーについて

Gステートルーム ぱしびい乗船記
Gステートルームは最もスタンダードな客室

旅行の良し悪しを決定づけるもののひとつに、「客室の良さ」があるのはわかっていますが、豪華客船の場合はそう簡単に良いお部屋には泊まれません。だって、お値段が高いから。

一般会社員の私たちは当然、手ごろなお値段の部屋に泊まりました。

2016年5月4日(水・祝)~5月8日(日)、「ぱしふぃっくびいなす」の小笠原クルーズで、私達夫婦は豪華客船と呼ばれているものに人生で初めて乗りました!これから乗船したいと思っている方のために、詳しくレポートします。

よろしければ前の記事もご覧ください→ 乗船記④お食事各種とディナータイムの服装
ぱしふぃっくびいなす乗船記2016年5月小笠原まとめ もどうぞ!

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一般的な客室のタイプ

豪華客船の客室はタイプが非常に細かく別れています。おなじ間取り&面積でも、階層によって、窓の有無によって、景色の良し悪しによって、船の中心から離れているかどうかによって、お値段が違うからです。

ぱしふぃっくびいなすの客室数238のうち、実に83%がステートルームと呼ばれる一般向けの部屋です。飛行機で言うならエコノミークラスです。定員2名で15.3㎡です。見て下さい、この狭さ。どうみても古いビジネスホテルにしか見えません。

Gステートルーム

Gステートルームはもっともスタンダードな客室

それでもフェリーの二等室に比べたら、バス・トイレ付きなだけで贅沢です。なにせここは船の中。本当なら個室にシャワーなんて水が勿体無くてけしからん話。

私達はGタイプという角窓つきの6階の客室に泊まりました。ステートルームの中でももっとも数の多い部屋、まさに中流のなかの中流クラス。豪華客船と言っても、客室の中にいる限り庶民である事を思い知らされます。

日本籍船の場合、窓なしの客室はありませんが、窓と言っても外側は潮まみれなので、多目的スペースにでも行って窓の外を眺めたほうがイイです。

私の個人的な意見としては、どうせステートルームに泊まるなら、出来る限り安い部屋でいいんじゃないかと思います。まぁ、船の端っこのほうだと移動に不便ではありますが、船底に近いほうが揺れも少ないし、1回あたりの旅費を抑えてその分乗船回数を増やしたほうが良いです。リピーターになれば割引もありお得です。

2017年4月追記:ちなみに飛鳥Ⅱの一番安いお部屋がこちら↓バスタブ付ですごく良いです。

飛鳥のKステート

飛鳥ⅡのKステートのお部屋

こちらの記事もどうぞ
飛鳥Ⅱ船内見学会in横浜
飛鳥Ⅱ乗船記レビュー客室や船内も画像で紹介!

客室の設備など

テレビはあります。日本近海でしか番組は見られませんけど…。映画チャンネルはあったみたいですが、見たいタイミングでスタートする訳ではないので、結局見ることはありませんでした。

シャワーの水圧は思っていたよりはまずまず良好、トイレも全室シャワートイレで、水回りに関して不便は感じません。寝泊まりには困らないので十分と言えば十分です。しかし広さはないので、もし長期クルーズでスーツケースが複数になると、私物の収納は工夫しないと厳しいかも知れませんね。

客室清掃は毎日きてくれます。私達はいつも部屋の外にいたのか?ハウスキーパーさんはに出くわしませんでした。冷蔵庫に無料のミネラルウォーターを入れて置いてくれます。いつの間に掃除してくれたんだろう…?

ちなみに全室禁煙です。綺麗でテレビ付きのスモーキングルームがあるので、そちらへどうぞ。

こんなタオルアートでお出迎えの心遣い。ビジネスホテルなんて言ってごめんなさい。

タオルアート

タオルアートでお出迎え

展望浴室について

出来れば客室のシャワーではなく展望浴室を使うと、日本人の旅としては満足感が増すと思います。サウナもありますしね。せっかくなので、大海原を見ながらお風呂に入る体験をして損はないです。大浴場があるのは、日本の3船とダイヤモンドプリンセスだけですから、貴重な体験ですよ。

しかし一度に利用出来るのが15人程度のサイズなので、混雑しない時間帯を狙ったほうが良いです。私はメインショーのひとつを諦めて展望浴室へ行って、ほぼ貸し切り状態でした。

ちなみにタオル類は脱衣室に置いてあるので、客室から持っていく必要はありません。また、ドレスコードがフォーマルの日であっても、客室と浴室の往復はくつろいだ格好でも構いません。

展望浴場は11階で客室によってはかなり遠く、少しわかりにくい場所にあるので、行く前に船内地図で行き方を確認をしましょう。

無料ランドリーがあり着替えの心配なし

各階毎にコインランドリー的なものがあります。しかしコインは要りません!!無料なのですから利用しない手はありません。24時間洗濯機・乾燥機・アイロンが使えます。洗剤や柔軟剤、糊付けスプレーも無料です。

もっとも客室の多い6階には、洗濯機と乾燥機の組み合わせで10台ほどでしたので、さぞかし混雑するかと思ったら、ギリギリ待たずに済ます事が出来ました。4泊5日では、利用しない人も多いのかも知れません。

また、脱水後、乾燥後に洗濯物が放置されていないか、女性スタッフがマメにチェックしていました。長期クルーズもある客船でランドリーが不評では、お客さんを逃してしまいますもんね。

もちろん、通常のホテルのような有料のクリーニングサービスもあります。

船内売店の品揃え

もっとも人の行き交う場所に売店があります。売店というよりは、ブティックといった外観です。

船内生活に必要なものも売っていますが、売り場面積の半分以上は、キラキラしたアクセサリーやお帽子や日焼け止めやお土産です。フォーマルナイトやダンスの時に必要なもの、現地オプショナルツアーに出かけるときに必要なものが目立ちます。

当然ながら新聞とかドリンク剤は売っていません。スナック菓子とかおつまみも、ほとんどなかったように思います。

目的地(今回は小笠原)のお土産も売っているので、短い滞在時間にお土産を調達するのを諦めて、船内で買うという手もあります。

乗船記念グッズも多数あります。最初は、コレでこの値段なら要らないわぁーと思っていたのに、何度も見ているうちに、記念に欲しくなってくるから不思議ですね。

乗船記⑥豪華客船での過ごし方 贅沢な時間 へつづく
ぱしふぃっくびいなす乗船記2016年5月小笠原まとめ もどうぞ!

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