クルーズ出港見送りのときの紙テープの起源は?片付けは誰が?

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出港セレモニー

私にとって初めての豪華客船、ぱしふぃっくびいなすで初めて体験したことのひとつに、出港セレモニーの紙テープ投げがあります。あれって日本人が考案したって、知ってました?

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紙テープ投げ、実は考案者は日本人

軽快な音楽、鳴り響くドラの音、五色の紙テープが舞い、シャンパンで乾杯する、出港セレモニーはクルーズの一番最初に体験する、非日常の世界です。

無知な私は、洋画のワンシーンみた~い・・・なんて思いましたが、この紙テープ投げ、実は100年前に日本人が提案し、世界に広まった習慣なんですって!

きっかけは、1915年のサンフランシスコ万博博覧会に、商品包装用として紙テープを出品した近江屋商店という日本の商社が、「船出を最後まで惜しむ握手の代わりに」と売り出したところ、これが世界中で受け入れられたという事です。

ちなみに、商品包装用としては全く売れなかったとか。

上手な紙テープの投げ方はわかりません

紙テープ投げが許可されていてる港からの出港で、かつ、紙テープ投げを船会社が企画している場合は、用意されている紙テープがありますので、それを使って下さい。わざわざ持参する必要はありません。

様々な色があるのは、華やかな演出が目的でもありますが、自分の投げたテープを見失わないためでもあります。もし岸壁側にお見送りしてくれる知人がいるなら、〇色の紙テープを投げるよと事前に伝えたり、携帯やメールで知らせておきましょう。

船上にいる人から岸にいる人に向かってテープを投げます。コツは、風がやんだ瞬間を狙うぐらいでしょうか。フェンスがあるから、素直に上から下へ振りかぶるしかありません。

「紙テープの投げ方」で検索すると、スポーツ観戦やアイドルの応援のため、自分で巻き直し、同時に何本も投げる技が紹介されていて、感心してしまいます。

ですが、船から投げる場合は、直前にスタッフから配られたばかりの紙テープを使うので、巻き直したり何個も持ったりというのは、ちょっと無理ですね。風や距離もあるので、室内で投げるより難しいんです。

紙テープで海を汚しません!

客船が港を離れると、紙テープは千切れ、その残骸が海にプカプカ浮いているのを目撃し、私ったらもしかして海を汚してしまった?って心配しました。

でも安心して下さい。船会社はちゃんと環境について考えています。

客船側が配ってくれる紙テープは、水溶性で無害なものです。たくさん投げたいからと、水溶性でない紙テープを持参して投げるのはやめましょう。また、岸壁に残った紙テープは、客船が依頼した清掃業者や船会社の人が片付けてくれるんですって。

環境に悪い影響を及ぼさないよう、ちゃんと海洋汚染防止法で決まっているからです。ああ、良かった!

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