コスタクルーズはイタリアに本社を置き、70年もの歴史を持つヨーロッパで最大級の老舗クルーズ会社です。
2016年7月からコスタビクトリアにて日本発着クルーズを開始し、その年に”クルーズ・オブ・ザ・イヤー”を受賞!2017年にはコスタネオロマンチカとコスタビクトリアの2隻が日本発着クルーズを行っています。
今回は、身近になったコスタクルーズの口コミ評判についてご紹介します。
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コスタネオロマンチカのスペック
2017年に日本海側で32本のクルーズを就航しているコスタネオロマンチカについて見てみましょう。
全長221m、全幅31m、総トン数57,000tというサイズは、同じく日本発着クルーズを運行している外国船のダイヤモンドプリンセスに比べると小振りで、中型船です。乗客定員もダイヤモンドプリンセスの2674名に比べて少なく、最大でも1800名です。
クルーズ船上には何でも揃ってるとは言え、あまりに大きいと船内の移動が大変・・・なんて方には、コンパクトな船がいいかもしれませんね。
造船は1993年ながらも、2012年になんと約150億円かけて日本向けに大改修済みです。
コスタビクトリアのほうは全長252mで乗客定員が2394名なので、ネオロマンチカより大きい船です。コスタビクトリアは2016年にも日本発着クルーズを行っていて、口コミも多いです。
Yahoo知恵袋を見てみますと・・・
クルーズはそれなりにしていますが、Costa Victoriaの内側客室は今まで見たことが無いくらい狭かったです。
私もコースによっては部屋よりもお値段重視で内側を選ぶことがありますが、Costa Victoriaの内側は大人が一人通れる程度のスペースしかなく、ベッドもかなり狭いです。
この部屋はもうないな~って思いました
カジュアルなので全体的にお部屋も狭いですし、アメニティはごく最低限なのでシャンプーリンス歯ブラシその他も使い慣れたものをすべて準備しておいた方がいいです。
最安値の内側客室はとてもコンパクトかつシンプルなようです。お値段重視で、部屋は寝に帰るだけと割り切れるかたに向いていると思います。
でも逆に、安いコスタだからこそ思い切ってスイートルームなどを検討しても良いかもしれません。コスタネオロマンチカ2017年Aコースなら、スイート5泊6日で170,800円ですよ!ほかの船じゃスイートは手が届きませんが、コスタなら考えちゃいますね。
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コスタネオロマンチカの内側客室 公式サイトより写真引用

コスタネオロマンチカのスイート 公式サイトより写真引用
コスタは日本語対応強化中!
日本発着クルーズ就航を期に、日本語対応スタッフが増員されました。
加えて、日本語の船内新聞、メニューも準備され、日本食の提供も始まったそうです。
ダイニングでは日本ならでは?のサービスで、料理見本をディスプレイするようにするサービスを始めたそうです。メニューを選ぶときにわかりやすくなりますね。

コスタネオロマンチカのメインダイニング 公式サイトより写真引用
コスタクルーズのランクは?
クルーズ船を格付けする際に基準となるのが、1泊あたりのお値段や、乗組員1名あたりの乗客の数です。コスタネオロマンチカもコスタビクトリアも、1泊あたりが1万円台~なのでカジュアルクラスの船と言われています。
Yahoo知恵袋の口コミを見てみますと・・・
コスタビクトリアはそもそもカジュアルクラスなのでイブニングドレスを着てる方は稀ですし、就航エリアによってもまちまちです。
アジアクルーズで中国系の方が多いとそもそものフォーマルデーもフォーマル度はかなり低い場合も多いです。
日本人がつい敬遠してしまうフォーマルのドレスコードですが、カジュアルクラスであるコスタなら心配ないようですね。フォーマルデーでも披露宴くらいの感じでよいと聞いています。
でもオシャレしたい人はオシャレしていいんですよ!こうゆうドレス、着たいですよね!
コスタはイタリアンが売り
日本人向けに工夫されているとはいえ、イタリアのジェノバに本社を置くクルーズ会社らしく、船内ではいたるところでイタリアを感じることができます。
まずは料理。イタリアンが中心で、ピザやパスタ料理なんかは日本人にも馴染み深いですよね。
イタリア人は1日に何カ所ものバール(Bar)をはしごするんだとか。そのの習慣にならって船内にも色んな場所にバールがあるので、イタリアンになった気分でカクテルを楽しんだり、アルコールはちょっと・・・という方でもイタリアの本格的カフェが楽しめます。
イタリアンに関しては高い評価のコスタですが、日本食を取り入れようという努力は、なかなかうまくいっていないようで。
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コスタビクトリアについては水の評価がとにかく低かったです。
コーヒーにしてもまずくなってしまい飲めないと言っている人が多かったです。
バフェも貧弱で、もちろんメインダイニングもかなり貧弱。
地中海でコスタに乗船した方はとても残念がっていました。本家とは別物と割り切って、とにかく船に乗ることだけを目的にすれば半額プランなどで乗るのはお得なのかもしれませんが、ショー、イベント、食事、サービス諸々、クルーズならではを楽しもうとするとアジアに居るコスタはお薦めできません。。。
コスタはイタリア船なのでイタリア料理は定評がありますが、海外での和食は期待しない方が良いです。
コスタクルーズは、イタリアンが売りなのですから、変に日本食のクオリティなど求めない!と心に決めて乗船すれば、何も問題はありません!!

イタリアンイメージ
余談ですが、クルーズ船にのって一番心配なこと・・・私の場合は「絶対太る!」こと。そして太ればせっかく用意したおしゃれなワンピースやドレスを着ても、うーん、なんだかなあ~ってなることです。
船内にはジムやプールがあって運動もできるし、船内を歩き回るので運動量も普段より上がるけど、そんなの余裕でチャラになるほど、食べてしまいます。だって食べなきゃソンソン!
そんなわけで私は旅行先ではカロリミットを携帯しています。別に痩せませんけどね。お守り代わりにどうぞ!
船内アクティビティもイタリアン仕様
コスタクルーズのアクティビティには、ダンスレッスンやトリビアコンテスト、アートオークション、さらにイタリア船ならではのイタリア語講座やイタリア料理の講習会もあります。
注目は「カーニバル・オブ・ベニス・パーティー」。アトリウムで行われる仮装パーティーです。カーニバルで有名なベニスのサンマルコ広場の雰囲気を再現!仮面をつけて踊りましょう!!
Yahoo知恵袋の口コミを見てみますと・・・
お値段的に安いのはコスタで、ダンスイベントが多いので陽気なのはコスタですが、かなりカジュアル度が高く食事も全てお値段並。
コスタのアジアクルーズはあまり芳しいものではないようです。(でも私は初Costaだったので楽しめました)
コスタももちろん悪くは無いですよ。
イベントは面白いし、クルーの盛り上げ方が上手なのでダンスイベントはとても盛り上がります。
陽気な人が多く、明るい雰囲気の船です。
とにかく踊る!踊る!踊る!これがコスタの醍醐味です。パーリーピーポーな人なら乗らない理由がありません!
落ち着いた雰囲気がお好みの方には、喜ばれないかもしれませんね。。。
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コスタ船内の公用語は?
至る所がイタリア仕様。では言葉も!?いえいえ、基本的に英語が共通言語として使われています。
日本発着クルーズでは日本語対応スタッフが増員されていますのでご安心を!
とは言え、全員が全員、日本語を話すわけではありませんよ。それは飛鳥Ⅱに乗っても日本語を話さないフィリピン人クルーにお世話になったりしますから、同じことです。
ちなみにコスタネオロマンチカは「訓練された経験豊富なスタッフは、世界中から来る乗客に対するサービスを心得てる」と言っております。
そうは言っても、クルーとのやりとりもクルーズ船の楽しみのひとつ。簡単な英語の挨拶などは事前に勉強しておいてもいいかも知れませんね。
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コスタ船内の通貨は?
これもイタリア仕様のユーロではなく、米ドルです。と言っても両替の必要はありません。乗船時に受け取る「コスタカード」はルームキー・ID・クレジットカードとして使用します。
船内での支払いはこのコスタカードで済ませ、後で登録のクレジットカードから引き落としか、船内で米ドルかコスタクルーズの定める両替レートで換算した日本円で支払うことができます。
家族連れにオススメなコスタクルーズ
コスタネオロマンチカは子ども向けに色んなサービスがあるので、家族旅行にピッタリです。
まずは子ども料金がお得という事。大人2人と同室の場合、12歳以下は無料というのはかなりお得!とは言え、別途チップや税金などかかるので、完全に0円でクルーズできるというわけではありませんのであしからず・・・
加えて、キッズクラブがあり、3歳~17歳の子供を預けることができるんです。3歳から6歳までのミニクラブ、7歳から11歳までのマキシクラブ、そして12歳から17歳まで対象のティーンクラブがあり、それぞれに合わせて、工作・ゲーム・ダンス・スポーツなどを楽しめます。
船が港に入っている間も預けることができるので、子どもは子どもで楽しんでる間に夫婦でゆっくりと出掛けることができます。
キッズルームのスタッフは英語でのサービスになるとのことですが、日本発着クルーズの間は日本語対応スタッフがいる場合もあります。いない場合でも慣れたスタッフがいるので、お子さんが英語ができなくても問題なく参加してもらえます!とのことです。
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幼児連れて旅行なら豪華クルーズがラク!
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Costaは子供無料や半額があるので子連れが多く、子供向けのイベントも多いです。クルーは子供に慣れているのでみんな上手に相手をしてくれるので子連れ旅でも楽しめると思いますよ。
キッズクラブなんかもあったりするので大人だけで食事したい時は利用すると良いと思います。
博多・舞鶴・金沢から乗り降りできる
クルーズ船の発着港は基本的に横浜・神戸がほとんどですが、このコスタネオロマンチカは博多・舞鶴・金沢で乗下船できるんです!わざわざ神戸や横浜に行かなくてもいいので、近隣の方にはとっても便利!
2017年4月下旬から10月中旬までは、日本海周遊クルーズを実施しています。
日本発着クルーズが一年中楽しめる
さらに2017年10月下旬から翌年3月まで、コスタネオロマンチカは横浜を起点とし、名古屋、神戸、那覇でも乗下船可能なインターポーティングのクルーズを実施します。コスタネオロマンチカに乗りたかったけど、日本海側まで行くのが大変だった人はこちらにどうぞ。
また、コスタビクトリアは2017年8月に、JTB旅物語のチャーターとして東京発着クルーズを2本を売り出しています。
カジュアルクラスでお値段もお手頃なコスタクルーズが、1年中乗船できるようになって、クルーズがますます身近なものになりますね。今後が楽しみです。
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